近年あらゆる業態と業種で人手不足が問題になっており、人材の不足だけでなく人件費削減の方法やリソース不足に悩んでいる企業も多いのが現状です。
そういった社会情勢を鑑みた結果、低コストと感じれば業務を丸投げしたいという企業も多いのではないかと愚考しました。
日本国内では少子高齢化が問題視され、これからどんどん働き手が減っていくのは目に見えています。
そのため代行事業のニーズは、日本国内において非常に高いといえるはずです。
私たちは、その中でもとくにECサイトの運営代行に、大きなニーズがあるのではないかと目を付けました。
ECサイトは近年ますます普及しており、多くの企業や個人が自社の商品やサービスをインターネット上で販売するようになりました。
しかし、ECサイト運営には多くの知識やスキルが必要であり、それを持っている人材が不足しているという現状があります。
経済産業省の発表では、ECサイト関連の業務に携わっている人の数が約240万人なのに対して、サイト運営に携わる人の数は約84000人ほどとのことでした。
この情報から、実際には電話対応や在庫管理などの業務を除けば30人に1人程度しかサイトの運営には携わっておらず、知識と経験を持つIT系の人材の不足がとくに顕著であるということが読み取れます。
将来的にはECサイトの運営代行だけではなく、システムの開発や効率の良い仕組みを作り、小さなことでいえば日常の業務や残業を減らせるようなアイデア、大きなことでいえば人手を必要としない全自動化できるようなものが作りたいと考えています。
例を挙げると、新型コロナウィルスの影響も多分にありますが、コンビニや飲食チェーン店のレジは現在ほとんど自分で機械を操作して支払うようになりました。
このように接客業の自動販売機化が顕著に進んでおり、こういった世の中の流れを汲んだアイデアや仕組みを生み出すことが最終的な目標のひとつでもあります。
今はまだ私たちも勉強の最中ではありますが、人を雇い会社の規模を大きくし、現役世代が減っていくこれからの社会に貢献できる企業を目指していきます。
トリオール株式会社
代表取締役社長 佐藤 達也